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X’mas のテーブル 初心に帰り、赤や緑を基調として、クリスマスらしくガラスや反射、クリスタルなどを取り入れたコーディネート。 お花は、白い三つ又を束ねて柊を差し込んであります。その周りを囲むようにロックアイスのキャンドルや高さを違えたキャンドルスタンドが配され、変化があって華やかでパーティー気分を盛り上げてくれる素敵なアイテム。 素敵なお皿が重ねてありますが、一番上の金のお皿、控えめなキラキラ加減でお上品なので、いろんなシーンで使えそうなんですが、レンジ加熱がOKだなんてちょっとビックリ!素晴らしい! 赤ワインは常温で戴くので香りが命!専用グラスは香りが鼻にくるように内側に向かって丸まっています。これは渋みを感じない形状でもあるそうで、渋みは舌の下で感じるため、顎を上げて飲むことにより、口に溜まらず喉に流れるからなのだそうです。 |
重陽の節句 「重陽」とは9月9日にあたり、菊に長寿を祈る日です。陽(奇数)が重なる日そして、奇数の中でも一番大きな数字という意味で重陽といわれているそうです。 このテーブルのテーマとなっているのが“菊” 節句と言っても、あまり堅苦しく考えずに、こんな楕円の高テーブルでちょっとお洒落に、「季節の移り変わりを楽しむ記念日」 的な感覚で、さりげなく日常に取り入れることができると素敵だな〜♪と感じました。 |
七夕のテーブル 七夕は大概が梅雨まだ明け切れぬ頃。薄青色のテーブルクロスに竹や笹を使って、涼やかなテーブルが作られていました。 中央の熊笹の飾りには、短冊にみたてた色とりどりの付箋が貼られていました。 きれいなボトルの日本酒とグラスは、両脇に分けてバランスよく配置されています。 長皿に竹かごをかぶせ平安調の紐を結んであることで、より七夕らしさを感じます。手前のカクテルグラスには、青うめの砂糖漬けが盛られます。蛇籠をモチーフとした箸置きはとても珍しく、竹のお箸にぴったりでした。 左に置かれた手ぬぐいは、△の連続模様。魔除けの意味があるそうですよ♪ |
節分のテーブル 本来節分とは、季節の変わり目、立春、立夏、立秋、立冬の前日をさしますが、現在では特に立春の前日を指し、邪気を払うために豆まきなどの行事が執り行われます。ヒイラギの枝にイワシの頭を付けて飾り、鬼を追い払う風習もあるそうです。 風水や家相などの東洋占星術などはで、北東にあたる方位を鬼門といい、十二支では丑と虎の方角にあたるらしい。そのため鬼の姿は、牛の角を持ち虎のパンツを身につけているのだとか。 というわけで、今回使われていた器は、豆まきで逃げ惑う鬼の大皿(酒盛り中の鬼?)、ヒイラギの葉をイメージした取り皿、升に見立てた角皿でした。 箸置きやちっちゃい升、和ロウソクに挿した飾りもみんな鬼とオタフクさん。 |
初秋のテーブル 秋の深まりと同時にクロスやランナーが深い秋色に変わっていくのですが、まだまだ暑い日が続いています。 初秋ということで、薄いイチョウ色のクロスで爽やか感を出しつつも、民芸調のランナーを使って引き締めてあります。 空気も澄んで月も綺麗になるこの時期だから、箸置きもお月さまみたいな珍味入れを使ってあります。 お花は、小菊の中に大きめの菊を取り入れてボリュームをもたせてあり、その両脇に置かれた朱色の器と色合せ。色のバランスもとっても素敵な落ち着きのあるコーディネートでした。 |
アジアンモダン 6月のテーブルコーディネートは、アジアンモダンのテーブルでした。 *この日のお料理写真は、お料理ブログ “幸せを呼ぶキッチン” をご覧下さい。 |
端午の節句のテーブル 菖蒲の葉の色を意識して渋めのグリーンのクロスを使われていますが、グリーンは、座る人の顔色を悪く見せたり、お料理を美味しそうに見せないため普段はあまり使わないのだそうです。ここでは白いランナーや白っぽい折敷やお皿を使って問題を見事にカバーされていました。 あえてお花を活けずに菖蒲の花のカードを添えたり、中央にはナプキンで折った“長かぶと”を飾られたりと、男の子のお節句に相応しい演出だと思いました。 青竹のお箸とそら豆の箸置きも季節感があって爽やかでした。 *この日のお料理写真は、お料理ブログ “幸せを呼ぶキッチン” をご覧下さい。 |
女正月のテーブル 手前に置かれた白磁の小皿は、来年の干支である寅模様 画面奥にあるのは、羽子板の形をした盛皿で、たくわんの細海苔巻きが綺麗に並べられていました。テーブルはもちろん、お料理のほうもとっても良かったですよ♪ 見ても食べても女性が喜ぶ、至れり尽くせりなお献立。年が明けた1月15日、再びこのようなテーブルにお招き頂きたいと思ってしまったのは私だけではないでしょう・・・ *この日のお料理写真は、お料理ブログ “幸せを呼ぶキッチン” をご覧下さい。 |
10月のテーブルは、小学生高学年を対象とした『ハロウィーンのテーブル』 可愛いい葉っぱやお花の形をしたフェルトのマット、最近キッチン用品で流行なんだそうです。 画面左のプレーム飾りは福田先生の手作りだそうですが、とても素敵なフラワーアレンジメントで、リボンやお花を変えていろんな使い方が出来そうな気がしました。 *この日のお料理写真は、お料理ブログ “幸せを呼ぶキッチン” をご覧下さい。 |
夏のテーブル 残暑の厳しい8月の後半、先生のお宅へお邪魔するとそこには、なんとも涼しげな夏のテーブルが・・・ 目から涼しくとはまさにこのことだと実感いたしました。 中央には、お花の代わりに額装された染付の杯が置かれていましたが、意外なようで実にぴったりとしっくりと、テーブルを上品に引き立てていました。 前菜用の器は、朝顔の珍味入れ・染付のタコの小皿・アクセントとして真っ赤なトマトの蓋物、どれも可愛くて夏らしくて、どんなお料理が入るのか待ち遠しくなってしまいました。 *この日のお料理写真は、“幸せを呼ぶキッチン” をご覧下さい。 |
ブライダルのテーブル ジューンブライドに因んで6月は、ブライダルに関するテーブルというお題目でした。親しい友人の結婚が決まり、仲良し4人が集まってのパーティーです。 Juneはローマ神話のジュピターの妻ユノ(ジュノー)から取られたそうで、ユノが結婚生活の守護神であることから、この月に結婚をすると幸せになれるといわれているようです。日本では鬱陶しい季節ですが、ヨーロッパでは一年の中でももっとも過ごしやすい季節なのだとか。 ブライダルという事で、華やかで豪華なテーブルなのはもちろんなんですが、実は、お祝いの気持ちとゲストの幸せを願う心のこもった優しいテーブルコーディネートなんだな〜って、そこが一番大切なんだな〜と大変勉強になりました。 中央のアレンジは、鏡を敷いて広がりを出してあり演出効果抜群でした。パン皿にのっている“ドラジェ”はサムシングフォーのひとつであるブルーで。幸せになってほしいという思いがぎっしりと込められています。 *アレンジのアップ写真は、写真ブログ photo cookng をご覧下さい。 |
春のテーブル 淡い黄色や明るいグリーンで春色をイメージしたカジュアルなテーブルです。先日,車の窓から眺めたポピーの花壇が、ちょうどこんな色合いでした。 エスニックにも使えそうな編み込みの四角いトレーに白いお花型のトレー、丸いスープカップを重ねた組み合わせは、とてもバランスが良く軽やかな雰囲気を感じさせてくれます。 スパイラルに作った花束をシンプルなガラスのポットにすっぽりと入れた中央のお花は、春色の中に赤茶のお花のアクセントがあることで締まった感じになるのだとか・・・ こんな素敵なブーケを何種類か揃えておくと、その日のテーブルに合わせてササッとコーディネートができて便利そうですね。
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梅のテーブル 先生のお宅へお邪魔してしばらくすると出来たての白い梅のお皿が届きました。真っ白で楕円の花型なので、何を盛っても映えそうで素敵な器です。折敷の中央に配してコーディネートが完了しました。 真っ白なクロスに黒い折敷でキリリとした印象ですが、折敷のカーブしたカットとお花の形や赤い小物を使ってあることで、女性らしさが演出されている気がしました。 箸置きは漆器の梅、ナプキンも和風で梅柄、小さなグラスには食前酒として梅酒が注がれます。テーマに沿ったものをバランスよく足していくのが上手なコーディネートのコツなのだそうです。 中央のアレンジは、和ろうそくの間に“姫ユキヤナギ”を左右交互に活けて,布でできた可愛らしい梅をトッピングしてあります。 |
クリスマスのテーブル ミント色と茶色をベースにした大人の女性のためのシックなテーブルです。 シルバーの位置皿で華やかさを、青リンゴのフィギュアでクリスマスらしさを演出してあります。カトラリーも女性的な曲線模様が美しく、シックでありながらもモダンな印象をもちました。 ナプキンの上に添えられたカードは、ツリーとリースの型抜きになっているシンプルなデザインです。 テーブル中央には、オーナメントをお皿に盛って、白くスプレーされたユーカリの葉、姫リンゴ、ヒイラギなどクリスマスに因んだものをアレンジしてありました。 グラスは、お水用のコブレットとワイングラスの2種類をセット。 食後用のコーヒーカップはテーブル脇にセッティングされていました。見せたい器のときは効果的だそうです。 迷えるものの足元を照らすという意味でクリスマスには欠かせないキャンドルですが、中央には氷の塊っぽい北欧フェスタボーダの素敵なキャンドルグラス。両脇には足の長いグラスに入ったキャンドルが置かれていました。 三角ぼうしみたいな器が2ヶ所に配されていましたが、フタの方に淡い雪の結晶模様がプリントされていて、クリスマスにピッタリでとても可愛らしいと思いました。 |
秋のテーブルは、ハロウィーンの雰囲気も出しつつ、タータンチェックのクロスと秋色小物でお気軽なホームパーティ風 秋の色というと、山々の色・木の実の色・収穫の根菜色などシックで地味めのものになるので、華やかで明るいオレンジのガーベラをプラス丸いトレーに載せてあることで、お料理を置く時に取り外せて便利なのだそうです。 こげ茶の丸マットは麦わら帽子などに使われる素材でできており、気取らず普段使いにも重宝しそうです。 大皿は重くならないように白磁。その上にマットと同色の唐津焼の土物のお皿を合わせ、ナプキンは、クロスの中の一色から選ばれたそうです。 キャンドルは、雰囲気に合った小皿に載せ、ホヤ(ランプの風除け)を被せてあります。 |
今年は9月14日が仲秋の名月です。秋もまだ序盤のこの季節には、秋色のクロスの中でも、ちょっと明るめの柿色を選ばれていました。中央の緑や月に見立てた金の小物が良く映えます。 ランナーや花器は簀巻きなどの竹製のもので和風&自然なイメージ。白と赤の水引や秋の草花を引き立ててくれます。 まだ9月ということで、あえて黒い折敷は避け、白い根来(ねごろ)塗りの角皿を使ってあり、山月の半月皿に金色の珍味皿をのせてお月見の雰囲気を出してありました。 小さくて見えませんが、秋草の上絵の箸置きもとっても可愛かったです。 グラスは冷酒用、越前塗りのお碗はお吸い物用だそうですが、このお碗も菊の柄のようで秋をイメージしてのチョイスです。 足つきのお皿にのったお月様みたいなキャンドルに火を灯してみたくなりました。 |
色の無いものを組み合わせてコーディネートされたテーブルは、とても洗練されていて、残暑のうっとうしさなど忘れてしまうようなクリアなイメージでした。 今回は、透明の四角いビニール容器を使いたくて、それに合わせたコーディネートをされたそうですが、四角にこだわりながらも、ところどころに丸い物を入れてバランスを考慮してあります。例えば、容器の中の丸いお皿やフタとして使っているツワの葉っぱ、中央の多肉植物に添えられた丸い葉っぱなどがソレです。 生成りのクロスと白い角皿の間に銀色のマットを敷く事でカジュアル感をプラス。 グラスも角ばったものを選んであり、冷たいほうじ茶を淹れるそうです。 カードはフィギアとして使ってありますが、シンプルだけど植物の一つ一つがとっても可愛いので、トーキンググッズとして楽しい会話が弾みそうでした。 |
夏のテーブル 涼しさを演出するにはもってこいのガラス食器を中心にコーディネートされたテーブルです。 麻のクロスのサラサラとした感触が心地よく、アクリルの花器に挿された紅葉の爽やかな緑とクロスが良くマッチしています。水の中には磁器の魚が2匹入ってさらに涼しげ! 染付の角皿は位置皿的に使ってあり、花鳥風月の文字がとっても素敵です。その上に蓋物、小皿、グラスの3点がのせてありますが、これには前菜3種が盛られます。右のお碗も黒と金でひんやりとした雰囲気を出しています。 冷酒を頂くための赤い切子のグラスが良いアクセントになっていますが、下に敷かれた角皿を傾けてあるのは動きを出すためだそうです。こういうところがさすがプロの技です! 小皿の下に敷いてあるカードも、夏の風物詩“金魚ちゃん”でとっても可愛いく涼やかでした。 |
大小の笹の葉形の器がなんとも涼しげで、青竹のお箸もこの時期ならでは! テーブルランナーは男性用の“兵児帯(へこおび)”だそうですが、つむぎの風合いが良い感じで、竹で編んだ籠に生けられたお花との相性が抜群です。因みにお花はフジバカマと紫の菊、熊笹です。 両脇の白い箱は主菓子を入れるそうで、紐を解いて懐紙を開く時にワクワクしそうです。 お絞りは日本手ぬぐいを使ってあり、青海波(せいかいは)に千鳥模様で夏場にはもってこいのアイテム。箸置きも笹の形で涼しげです。 グラスは梅酒や冷酒用にリキュールグラスを用意されていました。暑い夏もこんなテーブルを囲んでのお食事だったら、食欲も増し、お酒もついつい進んでしまいそうですね! |
父の日のテーブル 母の日と比べると軽く流されがちな父の日・・・・・。 長きに渡りテーブルコーディネーターとして活躍されてきた福田先生も初めての父の日のテーブルだそうですが、そのきっかけとなったのは、この“鞄”のカード!この茶色を基調として、渋くて落ち着きのあるテーブルに仕上がっていました。 マーブル模様のプレースマットがお洒落で、全体を引き締まった感じにしています。その上のディナー皿は砧青磁で、白よりも渋い感じを出したかったのだそうです。6月は蒸し暑い日も多いので、ガラスのお皿を合わせて清涼感をプラス! ナプキンはシンプルに折って丸めてあり、カトラリーもカジュアルなもので色を合わせてさりげない雰囲気です。 グラスはビール用に大きめのグラスをセット。ワインクーラーは若手のガラス作家さんのもので小ぶりなので、限定品の小さなビールが入れてありました。 父の日は黄色い薔薇を送る方が多いそうですが、この日は黄色いガーベラとスプレーカーネンションをレザーBOXに生けてカッコ良く、父の日らしい演出でとっても素敵でした。 こんなテーブルで、日頃の感謝の気持ちが書き添えられたカードを開いたら、どこのお父さんもググッときちゃうこと請け合いです♪ |
端午の節句のテーブル もともと「端午」とは各月の初めの「午の日」を意味する言葉で、「午」が「五」と通じるところから五月五日を「端午の節句」とするようになったのだそうです。
お料理は飲茶を想定されているので、お箸は縦置きになります。ノリタケの大皿に鯉の模様の中皿、前菜用のグラスを重ねて、ナプキンは鯉や兜をイメージして、長方形をひねって置かれていました。 男子の健やかな成長を祝い祈る節句のテーブルにふさわしく、背筋がシャンと伸びるような気品のあるコーディネートでした。 |
有田の陶芸作家 佐々木道子氏の可愛らしいお雛様が中央に飾られた雛のテーブルは、ピンクと朱色を基調とし、華やかさと優しさが溢れる女性らしいコーディネートでした。 写真には収めきれませんでしたが、両サイドには小さな白い蓋付の器があり、そっと開けてみると中には色とりどりの雛あられが入っていました。 お花型の手作りコースターをフィギアとしてところどころに配したのも先生ならではの素敵なアイディアで、私もこんな一工夫ができるようになりたいものだと感心しました。 角皿は高さを出すために足つきのものを選んであり、 ぼんぼりを思わせるような陶器のグラスでは白酒やもも酒を頂くのでしょう。 菱形の小皿に花形の箸置き、お雛様型に折られたナプキンと、ひな祭りらしい演出満載でした。 |
二番正月(女正月) 1月15日を中心とする14日から16日頃を、 元旦の大正月に対して“二番正月”または“女正月”と言うそうです。年末年始に忙しく働いた女性をねぎらう日、言わば女性に対するご褒美の日ということで、この日のテーブルは、格調高いお正月とすると奇を衒わないコーディネートになっていました。 そうは言っても鶴亀のランナーや中央に置かれた松竹梅の両口徳利、両サイドの赤い実と松など、新年を迎えるにあたり深い意味が込められていました。クロスのオフホワイトも新年ということで、敢えて色の無いものを選ばれたそうです。 黒い折敷に白い和紙を置いてお正月らしさを出し、亀甲型の八寸皿にナプキンと亀の水引が和風でありながらもモダンな雰囲気を出しています。鶴の蓋付は珍味入れとして、碗はお雑煮を入れるので左側に配置してあります。グラスはバランスを考えてリキュールグラスで冷酒を頂きます。 お箸は柳の丸箸。柳はしなやかで折れにくいことから、また角が立たないようにと丸箸がセットされています。 |
シック&エレガントな大人の雰囲気で過ごすクリスマスイブも素敵!落ち着きのあるグリンのクロスはモアレ(波)模様で光沢があり、共布で作ったナプキンもアコーディオン折でボリュームをもたせ、シルバーのクリスマス飾りをトッピングすることにより“シック&エレガント”というテーマに則した効果を発揮しています。 白い大皿と中皿を重ねるのは基本的ですが、上にのせる物を選ばないのでいろんなアレンジができて良さそうです。左に置かれたリボン付きの四角い器は磁器物で、この日は前菜用として使うのだとか・・・紙箱に代えてプレゼントを入れても素敵です。 カトラリーは、持ち手に曲線がありやさしい感じのものを選び、カトラリーホルダーはクリストフル(フランス)が合わせてありました。スプーンもある時は、細長くて二つのる物を選びましょう。 中央のトナカイとたくさんの電球(タイで購入されたそうで、やさしい質感でした)、アクセントカラーとしてクリスマスカードのみに赤を使ったコーディネート術に、さすがさすがのセンスの良さを感じました。 |
秋の夜空は美しいものです。月を眺める席ということで、満月や半月などのイメージして作られたテーブルセッティングになっていました。 銀杏色のクロスは少し明るめで膨張するため、濃い目のナプキンを広めに使い引き締めています。食べる時には膝に敷いて使っていただくそうです。 大皿は織部の深緑がシックな土物を。ナプキンの上の深皿は半月形の観月にはもってこいの器で、粉引きに刷毛目で「月」の文字が入っていました。丸い金彩の箸置きは珍味皿としても使え、満月をイメージしています。冷やした冷酒用にと、グラスは和のテーブルに合う小さいものを選んでありました。 左の籠は前菜用にセットしてありますが、イチョウの葉やもみじの葉、その他季節のものを盛り付けてアレンジ代わりに使っても良いそうです。丸ゴケを和紙で包んだ盆栽にカラスウリを二つ添えたアレンジと和のろうそくスタンドが風情のある観月のテーブルをより一層盛り立てていました。 |
“春”のテーブル 新緑の季節にふさわしく、若葉色を基調とするエスニックカジュアルなコーディネートが爽やかで軽やかな雰囲気を醸し出していました。 クロスは生成りで平織りのものなので、グリーンを引き立て、かつカジュアル感を演出しています。 エスニック風のトレイは、東京ドームのフェスティバルで見つけたものだそうですが、これがあるだけでとってもお洒落な感じになります。その上に、白とグリーンの食器を交互に重ねてありますが、グリーンの色も少しずつ違えてあるのが素敵です。グリーンのお皿が無い時は、ナプキンで代用すると良いそうですよ。 ヘレンドのコーヒーカップはスープを入れるため、最初からセッティングしてあります。 ナプキンはノリタケのシンプルな布ですが、“パルミット”という折り方で優しい感じを出してあります。 カジュアルということで、ステムの太いグラスを合わせてありますが、コブレットにソフトドリンクやジュースを入れてもOK!オレンジジュースだと色味的にも綺麗ですね♪ 誰もが好きな白とグリーンのシンプルな組み合わせ、お皿に盛られるお料理もさぞかし引き立つことでしょう! |
− お正月 − 今年最後の講座ではシックで格調のあるお正月の席がコーディネートされていました。紅白の賑やかな演出ではなく、蓋物やガラスものの使い方、水引などの小物使いのアイディアなどが盛り込まれており、大変勉強になりました。 クロスは平織りのオフホワイト、ランナーはグレーの市松模様で折敷は黒。赤はアクセントとして使う程度にとどめたのは、格調高い雰囲気を出したかったからとの事。 中央のお花は万両ですが、白黒の石を入れて固定してありました。白磁の花器に万年青を生けても綺麗だそうです。 お膳の蓋物と取皿は"富貴長春”のおめでたい文字が染付けられた格調ある器ですが、蓋を取ったときに驚かせるために、カルパッチョやサーモンの巻物など冷たいものを入れ器ごと冷やしておいたり、前菜の三点盛りを入れたりして工夫を凝らすのが演出の醍醐味なのだとか。 また、前菜を引いた時にガラスのお皿の下に松竹梅のマットの柄が出るように二重のサプライズが用意されていたのでした!赤と白の和紙を組み合わせてもお正月らしくて良いそうです。蓋物の格に合わせてガラスのお皿も金の模様で高級感があり素敵です。クリスマスにカードを敷いて使っても良いそうで、ガラスのお皿=透ける→見せる→すなわち使える!演出の強い味方っていう感じです。 小物使いとしては、金をスプレーした箸置きや金と銀のお箸を合わせて使ったり、シャンパンフルートのグラスの縁に水引の飾りを掛けたり、ランナーの両脇にある長方形の折敷には鶴と亀の珍味入れとお正月飾りがセットしてありました。鶴亀の珍味入れはお正月だけではなく、結納、敬老の日などお祝いの席で前菜などにも使えるそうです。飾りは市販のものだそうですが、水引などで作るときは奇数にすると縁起が良いのだそうです。 |
− Blue&White − 今年流行のボーダーのクロスにビー玉や貝殻をあしらって夏のリゾート気分満点のテーブルです テーブルクロスの縞々は柄ではなくてパッチワークになっており、写真には写っていませんが、ダブルクロスで下にはオフホワイトを用いています。紺では重すぎ、白では軽すぎるのだそうです。垂れ下がりの長さは自由ですが、フォーマルでは50cmぐらい、家庭では15〜25cmくらいが目安だそうです。 センターピースは香りの強いものや土物などは避け、お花や置物、スープチューリンなどを飾りますが、今回は貝殻のリースとその中央にビー玉の柱(?)が飾られていました。お皿に載っているのは後で移動することまで考慮しての事。 ジノリのお皿には魚貝のパスタ、プルーのボウルにサラダ、陶器のグラスは冷たい前菜用だそうです。インパクトのある青い大きなグラスは北欧のもので、ソフトドリンクやお水がたっぷり入るので、夏場にはgood! ナプキンは化繊の風呂敷を4つに切ったもの。イメージに合わないときはご自分でつくられるそうですが、さすが白い貝殻が映えてます。通常お皿の上かカトラリーの左側にセットしますが、カジュアルな場合は右側やお皿の下にセットする場合もあるそうです。フォーマルの場合はあまりたたみ込まないでシンプルなほうがbetter! カードも可愛い貝殻の柄で、バランスを考えてポストカードを半分にカットしてありました。 ディナーの場合でキャンドルをセットする場合、3灯立などのキャンドルスタンドは、テーブルに対して縦置き、もしくは斜め置きに。昼間に使う場合は火をつけず、フィギュア※としてセットするそうです。 |
− 和のテーブルセッティング −
夏真っ盛りの昼下がり、テーブルセッティングが施された部屋の戸を開けた途端、涼しげな風が吹いたような気がしました。風鈴の音が聞こえたような気がしました。これぞまさしく、セッティングの演出効果そのものと言えるでしょう。 麻のクロスが清々しく、中央の草花を引き立てています。矢羽のススキの茅、桔梗、水引など清楚で素朴な草花が竹製の花挿しに良くマッチしていますが、これはお友達に頼んで作って頂いた物だそうです。黒々ツヤツヤの玉砂利もヒンヤリ感を演出しています。カジュアルな席ならチキンネットやアクリル玉などで代用してもよいようです。 お膳の中は、染付の水玉模様のお皿、市松柄のカクテルグラス、なんとも愛らしいそらまめの箸置き、吉野杉の箸といった具合に季節感たっぷりです。お膳右手の湯飲みには笹の葉をフタ代わりに使っていました。 グラスには食前酒や梅酒、じゅんさいなどを、また手前の籠に入ったそば猪口には冷たい茶碗蒸しやデザートなどを入れようかとおっしゃっていました。奥の籠には波千鳥のおしぼりが入っていて、お手拭1つとっても和を意識した細やかさを感じます。 ポストカードは季節感を出すのに効果的でリーズナブルということで、切り絵や金魚柄など気に入ったものがあれば旅先でたくさん買ってこられるのだとか。お品書きとして添えてありますが、ポストカードを眺めながら旅先のエピソードなどに話が盛り上がっていくのかもしれませんね。 |
− 夏 の 中 華 −
中華というとどうしても“朱”のイメージが強いのですが、白とブルーを基調とした涼やかで上品なコーディネートに感激しました。 クロスは柄入りで光沢のあるオフホワイト、ランナーは上海で購入されたものだそうですが、着物の帯を合わせる感覚で選ぶとよいそうです。 お皿は特に中国製を使ってありませんが、中国製のお箸を添えると中華らしくなりますね。細長いグラスは泡が立ち上っていくのを楽しめるシャンパンやスパークリングワイン用だそうです。残念ながら模様が見えませんが、コースターがまたいい感じでした。2匹の鯉が泳いでいるんですが、中国では偶数である事や魚は縁起が良いのだそうです。 朱い袋は日本で言うところの祝儀袋なのですが、これにはお品書きを入れたり、主役の方へのメッセージをいれたりできますし、中央の鳥かごはお花を飾ったり、お菓子を入れたりと工夫次第で楽しいパーティーになることでしょう。今回はカラフルで可愛いマカロンが入っていました。 |